キャリア形成シリーズ第3弾です。
前回のシリーズ第2弾は下記を参照ください。
今回の記事は、大学卒業後の社会人スタートから離転職をした20代のお話です。
20代ではスポーツ、広告代理店、PCインストラクターと3つの職種を経験しました。そのなかで多くの実務的スキルと経験を積むことができ、独立の事業サービスの基礎となった考え方も触れることができたのもこの頃です。
これから就職や転職活動をする方、特に副業や起業で収入を増やしていきたいという方に少しでもお役に立てたらと思います。
アルバイトからそのまま正社員、一人暮らしがスタート
アルバイトからそのまま正社員となり、大学卒業後、静岡県浜松市から神奈川県鎌倉市、川崎市へと一人暮らしがスタートしました。
はじめての一人暮らしでしたが、引っ越し後すぐに仕事がスタートするなど、慌ただしい日々が続きました。
アルバイトから正社員ということで、業務内容にはさほど差はないものの、フットサル施設の店長ということでマネジメントスキルなど、さらにキャリア形成がパワーアップしていく感覚がありました。
初めての一人暮らし
初めての一人暮らしということで、最初は右も左もわからないという事態を想定していましたが、住んでいたところが観光地のど真ん中ということもあり、人が賑わい、職場もスーパーが近いという利点が多くありました。
一人暮らしは今まで実家で甘えていた分、食事、洗濯、掃除と何かなにまで一人でおこなわなければなりません。
このような状況下で仕事も両立していくというのは、メンタル面や生活力の向上にも繋がったと感じます。
初めての一人暮らしが、様々なことに挑戦をすることへの意欲に繋がり、趣味ではカメラ、動画編集、大学生から続けていたブログの新規開設など、アクティブに動いていました。
怪我や病気、2011年は東日本大震災もあり、一人暮らしをして生き抜いていくための力も体験することができ、一人暮らしをして良かったと思いました。
これまでの経験値が活かされ自信がつく
大学4年間で経験したフットサル施設のアルバイトからそのまま正社員となり、これまでやってきたことを活かすことができました。
アルバイトだけでなく、大学生のときにブログをやっていたことでパソコンスキルも身に付き、フットサル施設のブログ更新、パソコン周りなど、環境が初めてということだけで、以外の実務的なことはこれまで通りでした。
新しい環境だけで精一杯な時だったので、仕事面に関しては安心して取り組むことができたのは良かったですね。
アルバイト時代とは違い、イベントの企画運営、お客様との円滑なコミュニケーションの実践はさらに自信をつけることになりました。
マネジメントスキルの獲得
フットサル施設の店長(マネージャー)という立場になり、これまでのアルバイトスタッフとは違い、施設の運営管理、採用育成といった管理職の業務もおこなってきました。
幸いにしてベテラン社員さんと一緒におこなうことができ、アルバイトスタッフも大学生が9割という状況の中、マネジメントスキルを得ていくことに。
今までは対お客様がメインでしたが、スタッフの採用育成、施設の運営管理といった業務が加わりました。
自分には勤まるかなぁと最初は不安でしたが、先輩社員のフォローもあり、私自身サッカー部キャプテンやサークル部長、ゼミ長といった取りまとめ役の経験も後押ししてくれました。
マネジメントスキルで一番得たことは、「人を育てる」ということです。
約10人ほどいたアルバイトスタッフでしたが、元々自分が入る前から在籍していたので、わからないことも聞いたり、けど自分が責任のある立場ということで先導することもある。
人がついてこなければ、事業を継続することは不可能であることを、身を持って体感しました。
このマネジメントスキルは、今後の社会人生活、独立後のパフォーマンスにも大きく影響することになったのです。
フットサルのトップカテゴリーの仕事へ
念願のプロスポーツクラブの仕事
フットサル施設のマネージャーから約2年、地元浜松に戻りアルバイトスタッフのときの施設でマネージャーとして異動した直後に、プロフットサルクラブへの転職をしました。
大学ではスポーツ経営学科を学び、Jリーグクラブのフロントスタッフを目指していた頃を思い出し、クラブ側の方との出会いによりすぐに転職を決意。
思い切った判断と行動でしたが、このフットサルクラブでの仕事はまさに目指していた念願のプロスポーツクラブ。
北は北海道、南は大分まで全国のフットサルリーグ「Fリーグ」の参戦初年度のクラブスタッフとして働くことになりました。
サッカーでは「Jリーグ」、フットサルでは「Fリーグ」と、フットボール界のトップカテゴリーで仕事をすることができたのは、夢が現実になった瞬間でした。
一人5人役?多岐にわたる業務スキルの獲得
クラブスタッフの仕事は激動の日々でした。
フットサルスクールの立ち上げをおこない、広報委員、ホームゲームの設営、イベントサポート、ホームページ更新作業など、一人5人役はあったのではないかと思うほど、毎日のように駆け巡っていました。
当時サッカー番組のやべっちFCにも取り上げてもらうこともあったフットサルのFリーグ、するスポーツとして人気の高いフットサルでしたが、観るスポーツとしてはまだまだ定着はしていないのが現状です。
それでも、ホームゲームの観客動員数は既存のクラブより多いこともあり、広報活動では浜松市を隅から隅まで営業していました。
多岐にわたる業務が、新たなスキルとして獲得することができ、1分1秒のタイムスケジュール、ホームゲームの試合設営・運営業務は大きな経験でした。
厳しい現実世界を知ることに
出戻り含め2回、地元のプロフットサルクラブの運営スタッフとして仕事をしてきましたが、選手は働きながら試合をしているため、当然スタッフの収入面は厳しいものでした。
わかったうえで仕事をしていたものの、やはり長期的に見たときに身体の調子、収入面での現実などを踏まえてクラブから離れることを決意。
念願だったプロフットサルクラブの仕事は、私自身の力不足を痛感しました。
まだまだ自分には足りないことが多いと同時に、実際に仕事をしてみてわかったことがとても多く、今後の仕事においても有意性を持つことが出来たのは間違いありません。
その時々、その状況で得たことは決して悪いことではなく、むしろ新たな自分を気付かせてくれたものでもありました。
まとめ
大学生から社会人となり、出戻り期間もありますがスポーツ界のトップカテゴリーで仕事が出来たことは、大きな経験値を得ることになりました。
現在の事業サービスにはサッカーコーチングがあり、これらの経験や業務スキルが活かされています。
プロスポーツクラブでの仕事ではないものの、自分でサッカーコーチングというアカデミーを創設し、事業を継続出来ているのは、プロフットサルクラブでの経験があったからこそです。
今、就職や転職で迷われている20代の方には、「チャレンジする」ことへの意欲と行動を持っておくことも後の大きな財産になりますね。
次回は、【キャリア形成シリーズ_4】転職2回目・広告代理店でWebディレクター、広告運用を学ぶ をお届けします!
投稿者プロフィール
- スポーツ ▶︎ 広告代理店 ▶︎ PCインストラクター ▶︎ 福祉と様々な職種を経験|方向性×行動×継続=未来を変える思考と強みを活かした習慣力をキャリアカウンセリングで徹底サポート|2023年10月に独立 - 個人で複数の事業サービスを展開中
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